Internet Watch logo
記事検索
バックナンバー
【 2008/03/11 】
無料で5GB! マイクロソフトのオンラインストレージ
「Windows Live SkyDrive」
[11:10]
【 2008/03/04 】
テンプレート・素材合計14,559種類!
WordやExcel、Powerpointですぐ使える「書式の王様」
[13:19]
【 2008/02/19 】
プレゼン資料作成に!
一貫したテイストの高品質素材を無償提供する「BB-WAVE」
[11:32]
【 2008/02/12 】
登録して消すだけ!
シンプルな目標管理ツール「check*pad」
[11:11]
【 2008/02/05 】
IT業界にフォーカスした企画書作りに! PowerPoint用素材集
[11:21]
【 2008/01/29 】
確定申告・税金ならここ! 国税庁ホームページ
[11:17]
【 2008/01/22 】
情報クリップに威力を発揮! 「Yahoo!ブックマーク」
[12:41]
【 2008/01/15 】
方向音痴にさようなら!? 高精細な航空写真でナビ「Yahoo!地図情報」
[11:17]
【 2008/01/08 】
2008年のトレンドウォッチに! 「kizasi.jp」
[19:13]
【 2007/12/25 】
多忙なビジネスマンの年賀状作成をサポート!
「郵便年賀.jp」
[14:47]
【 2007/12/18 】
幹事泣かせの出欠管理作業。Webツールでスマートに!
「出欠党幹事長 βver.」
[11:19]
【 2007/12/11 】
これから準備する幹事さんに!
Yahoo!グルメ「忘年会特集2007」
[10:58]

大容量で、親しみやすい使い勝手のWebメール「@niftyメール」

【ここがオススメ!】

 一般的なメールソフトに似たわかりやすい操作性、無料で3GBという保存容量の大きさが@niftyメールの魅力だ。保存期間は無期限で、迷惑メールやウイルスチェック機能も搭載。外部メールの読み込みや携帯電話からの閲覧も可能だ。


@niftyメール
http://nifmail.jp/

従来のWebメールをリニューアルし、無料会員の登録をすれば誰でも利用できるようになった「@niftyメール」
 「@niftyメール」はインターネット・サービスプロバイダーである@nifty(アット・ニフティ)が提供しているWebメールサービス。ベースとなっているのは、2006年6月1日に@niftyの実験サイト「@niftyラボ」の取り組みの1つとして公開された、Ajaxによる「Webメール2.0β」である。

 専用の開発者ブログを設け、利用者の意見や要望を積極的に取り入れ、「初めての人にも簡単に使えるWebメール」を目指して開発が続けた結果、2007年2月27日に「Webメール2.0β」の新バージョンとして正式版の提供を開始。無料だったが、当時はまだ@nifty会員のみが対象であった。

 それまでのWebメールをさらにリニューアルし、@nifty会員だけでなく一般にも開放したのが2007年6月4日に公開された「@niftyメール」だ。

 @niftyのコンテンツが楽しめる「PLEASY(プリージー)」に登録すれば、誰でも3GBまでメールボックスが利用可能になった。また、@nifty会員についてはこれまでの100MBから5GBに拡張され、メールの保存期間も30日から無期限に変更された。

 開発当初から「使いやすさ」や「直感的であること」を徹底的に追求しているという「@niftyメール」は、ドラッグ&ドロップによるフォルダの移動や、右クリック操作、キーボード操作によるメール削除が特徴。加えて、文字サイズを「大」「中」「小」の3段階に切り替えられ、画面レイアウトの表示切替がワンクリックでできるほか、開封確認、重要度の設定、送信前の確認など、メールソフトさながらの機能と操作性を実現している。

 メールアドレスは「ユーザー名@nifmail.jp」となるが、外部メールも10件まで設定可能だ。メールの管理は、「受信箱」「送信済み」「下書き」「ゴミ箱」「迷惑メール」といった基本的なメールボックスで行う。さらに任意で「フォルダー」を追加することもできるので、受信した外部メールを自動的に振り分けるなど、こちらもメールソフト感覚で利用できる。また、ウイルスチェック機能や迷惑メールフィルタも標準で搭載されているので、初心者でも安心だ。

 迷惑メールフィルタの性能も上々で、現在では容量の面で「Gmail」の上を行く「@niftyメール」。しかし、メールを「ラベル」で管理する「Gmail」に対して、「@niftyメール」は従来どおりの「フォルダー」を採用するなど、管理方法や操作性が異なる。このため、「Gmail」は使い慣れた外部メールをバリバリ使いたい上級者向け、「@niftyメール」はこれからWebメールを安心して使ってみたいビギナー向け、という印象だ。


カユイところに手の届く機能

送信前の確認は、誤送信を防ぐためにも便利
 「@niftyメール」の新規作成画面では、「Fromの変更」や「開封確認」、「重要度」の設定、「署名の登録」などができるが、特に[送信]を押した際に表示してくれる確認画面は気が利いている。

 初心者が陥りやすい送信先の間違いや、Cc、Bccの設定漏れ、誤操作による未完成メールの送信を未然に防げるのだ。メーリングリストから届いたメールに対し、個人宛に返信したい場合などは、宛先に十分注意しないと恥ずかしい思いをすることもある。

 なお、本文は最大で半角24,000文字まで入力できる。添付できるファイルは、最大でテキスト本文とあわせて10MBまで。


「カンタン迷惑メール対策ウィザード」で迷惑メールフォルダーを有効に

「迷惑メールフォルダー」を有効にすると、@niftyが定めた基準に基づいたフィルタが有効となる
 「@niftyメール」では、迷惑メールフォルダーを有効にすることで、@niftyが定めた基準に基づいたフィルタリングが行なわれる。設定は「迷惑メール対策設定」の「カンタン迷惑メール対策ウィザード」が便利。受信拒否リストなどの編集をしたい場合は、「詳細迷惑メール対策」にアクセスすればよい。


さらに活用したい場合は有料オプションも

 「@niftyメール」にはあらかじめウイルスチェック機能が用意されているが、「nifmail.jp」ドメインのメールアドレスの場合、チェックするだけで駆除や削除は行なわない。また、迷惑メールフィルタも任意の学習機能も用意されていない。

 ウイルスの駆除や削除、学習型の迷惑メールフィルタを利用する際、月額294円(税込)の有料オプション「@niftyメールセキュリティパック」を利用しよう。

 また、携帯電話からの閲覧にも対応しているが、新着メールの着信通知機能や、全文が読める本文通知機能、アドレス変換転送機能まで利用したい場合は、月額 210円/1メールアドレス (税込) の「@niftyモバイルメールプラス」もある。

 なお、@niftyには「メルキャビ」と呼ばれるWebメール用のファイル保管サービスもあるが、残念ながら「nifmail.jp」ドメインのメールアドレスでは利用できないので注意しよう。


関連情報

URL
  @niftyメール
  http://nifmail.jp/
  「超便利! ビジネスに役立つ無料サイト」連載バックナンバー
  http://internet.watch.impress.co.jp/cda/biz_site_backnumber/


2007/07/09 12:24
すずまり
大学卒業後、システム開発会社→ISPの営業企画→フリーのWebデザイナー→フリーのライター、とどんどん脱線。オンラインサービスからソフトウェア、ハードウェアまでIT関連のレビューを中心に活動中。趣味は写真。キックボクシングのリングサイド撮影が講じて、現在は目黒の某ジムの練習生に。現在の目標はミドルキックの上達とくびれの復活。

- ページの先頭へ-

INTERNET Watch ホームページ
Copyright (c) 2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.