ITU TELECOM ASIA 2004のサムスンブースでは、IEEE 802.11bに準拠した無線IP電話端末「WIP-5000M」が展示されていた。10月の発売を予定し、価格は200ドル程度という。
WIP-5000Mは、IEEE 802.11b準拠の無線LAN機能を搭載したストレート型のIP電話端末。端末の型番は日本国内で日立電線が販売する無線IP電話端末「WIP-5000」と酷似している。呼制御プロトコルはSIPを、音声コーデックにはG.711A/G.729を採用しており、セキュリティ面ではWEPとIEEE 802.1Xに対応しているという。
サムスンのブースでは、IEEE 802.11g準拠のアクセスポイントと電話機能を搭載したベースステーションを介した内線通話が体験できた。また、韓国の通信事業者であるhanarotelecomでは、WIP-5000Mを利用したサービスを年内に提供する予定だという。
|
|
サムスンブースに展示されていたWIP-5000M
|
WIP-5000Mの前面。ディスプレイはモノクロ液晶
|
|
|
背面には「SAMSUNG」のロゴマークが
|
IEEE 802.11gのアクセスポイント機能を搭載したベースステーション
|
|
|
メニュー1階層はアイコン表示
|
メニュー2階層以降はテキスト表示
|
■URL
ITU TELECOM ASIA 2004(英文)
http://www.itu.int/ASIA2004/
SAMSUNG(英文)
http://www.samsung.com/
hanarotelecom(ハングル)
http://www.hanaro.com/
( 甲斐祐樹 )
2004/09/09 16:47
- ページの先頭へ-
|