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オムロンソフト、UNIX/Linux向け日本語入力システム


 オムロンソフトウェアは、日本語入力システム「Wnn8(ウンヌエイト) for Linux/BSD」を2月25日に発売する。価格はアカデミック版が7,140円、標準版が10,290円。対応OSは、Turbolinux 10、RedHat Enterprise Linux WS3、Vine Linux 3.1、Debian GNU/Linux 3.0r3、SuSE Linux Professional 9.2、Novell Linux Desktop9。

 Wnn8 for Linux/BSDでは、携帯電話などに採用されている「モバイルWnn」や「AdvancedWnn」の入力予測機能が移植された。また、入力した単語から次に入力すべき候補を複数予測する「つながり予測機能」を搭載し、より少ない入力で文章を作成できるという。


「つながり予測機能」

 辞書には逆引き可能な基本辞書をはじめ、郵便番号変換用辞書やシンボル変換辞書など15種類のシステム辞書、人名や地名、ビジネス用語など20種類の分野別辞書、カスタマイズ可能な6種類のユーザー辞書を搭載した。なお、辞書自体も強化しており、例えば基本辞書であれば50万語の内容を全面的に見直した上で、2万語の分野別新語を追加したという。

 このほか、IIIMF(Internet/Intranet Input Method Framework)をサポートしたほか、Unicode Ver3.2で収録された全ての日本語文字に対応している。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.omron.co.jp/press/2005/s0114.html
  製品情報
  http://www.omronsoft.co.jp/SP/pcunix/wnn8/


( 鷹木 創 )
2005/01/17 20:59

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