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IIJの第3四半期決算、前期に続いて営業利益を大幅に改善


 インターネットイニシアティブ(IIJ)は9日、2004年度第3四半期(10~12月)の決算を発表した。売上高は102億6,100万円で、前年同期比6.5%の増加。営業利益は4億1,000万円で、前年同期比で73.9%増加と、第2四半期に引き続いて営業利益を大幅に改善している。

 売上高における主なサービス別の内訳を見ると、インターネット接続サービスのうち専用線によるものが27億8,100万円で前年同期比13.2%の減少。ダイヤルアップ接続サービスも7億2,700万で前年同期比6.8%の減少となっている。一方、セキュリティサービスやデータセンターサービスなど、インターネット接続の付加価値サービスは12億7,600万円で、前年同期比13.5%の増加となっている。

 また、システムインテグレーション(SI)の売上高は39億7,000万円で、前年同期比37.4%と大幅に増加。これは、2004年10月に設立したアイアイジェイフィナンシャルシステムズの証券システム開発・運用事業が売上に寄与したことが主な要因としている。

 IIJのインターネット接続サービスの契約者数は、専用線接続が9,427件、ダイヤルアップ接続が70万8,517件(自社提供が69,260件、OEM提供が63万9,257件)。また、回線帯域についても、1Gbps以上のサービスの契約数が22社となるなど、企業がより広帯域のサービスへと移行しており、契約総帯域は109.5Gbpsに達したという。


関連情報

URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.iij.ad.jp/IR/3q04/IIJI3Q04J.pdf

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( 三柳英樹 )
2005/02/09 21:42

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