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我々はもはや単なるテクノロジー企業ではない〜米Googleが自社を定義


 米Googleは3月31日に米証券取引委員会(SEC)に提出した年次報告書の中で、同社がもはや単なるテクノロジー企業ではないとの考えを示した。

 報告書の中でGoogleは、自社の定義として「我々はテクノロジー企業として始まり、ソフトウェア、テクノロジー、インターネット、広告、メディアが全て1つにまとまった会社へと進化した」と説明している。この業態を実現するためのテクノロジーとして、高度な検索技術、Google AdWordsとAdSenseに見られる広告技術、そして大規模なサービスを実現するためのインフラストラクチャー技術を保有するとしている。

 定義の中に「ソフトウェア、テクノロジー、インターネット、広告」が含まれることはごく自然で理解できるが、最後に「メディア」が加わったことは興味深い。Googleは人工知能技術を使ってニュースを自動的に収集表示する「Google News」を公開し、すでに人気のある「ニュースサイト」の1つとなっている。さらに出版社や大学と提携し、入手しうる限りの書籍を検索できるようにする「Google Print」プロジェクトを進めている。また、多くの書き込みがあるニュースグループの「Google Groups」も保有している。その意味で確かにGoogleは「メディア企業」であると言えるだろう。

 さらに2004年末から2005年にかけて米国のディレクトリサイト/デスティネーションサイトの1つであるAbout.comの買収にGoogleが名乗りを上げたことも判明している。最終的にAbout.comは米New York Timesが買収したが、このことはGoogleがコンテンツにも興味を抱いていることを表わしていると言えるだろう。今後、Googleがデスティネーションサイトとしてどのようにコンテンツを提供し、メディア企業となっていくかが注目される。


関連情報

URL
  Googleの年次報告書(英文)
  http://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1288776/000119312505065298/d10k.htm

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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/04/04 13:08

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