米Googleが6月29日に発表した衛星3D地図ソフト「Google Earth」が非常に大きな注目を集めたため、30日頃からダウンロード配布の中断と再開が繰り返される状況が続いている。これについて米Googleは、この断続的な状況がしばらく続くとの見方を示した。
米Googleの広報によると、Google Earthへの注目度が予想していたよりも大きいため、より多くのユーザーが円滑にダウンロードできるよう、バックエンドを強化するなど運用体制の増強に努めているという。ただし、これが解消される具体的な日程の見込みについては明らかにしていない。なお、すでにGoogle Earthをダウンロードしたユーザーは現在でも問題なくGoogle Earthの各種機能を利用できると説明している。
Google Earthは人工衛星が撮影した高解像度の画像を地球全体にわたって表示できる衛星3D地図ソフト。公開されて以来、エジプトのピラミッドの画像やナスカの地上絵の画像など地球上のさまざまな衛星画像を発見し、情報を共有するサイトが増加している。
最近になってGoogleは、Google Earth内の緯度・経度情報を配布できる「.KML」ファイルの記述の仕方に関するドキュメントをGoogle Codeにて公開している。
関連情報
■URL
Google Earth(英文)
http://earth.google.com/
「.KML」ファイルのチュートリアル(英文)
http://www.keyhole.com/kml/kml_tut.html
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・ 米Google、衛星3D地図ソフト「Google Earth」の提供開始(2005/06/29)
・ 「Google Earth」のダウンロードが一時的に制限される(2005/06/30)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/07/07 12:53
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