 |
 |
記事検索 |
最新ニュース |
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
質問に答えるだけで理想の商品を推薦するサイト「教えて！家電」 |
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
「教えて！家電」は、デジタルガレージの関連会社であるインタースコープとニッセンの共同プロジェクトとしてスタート。商品を推薦するデータベースは、ALBERTが開発した「Bull's eye」を採用したほか、ニッセンのデータベースも組み込まれる。 例えばデジカメの購入を検討するユーザーに対しては、まず一眼レフやカードスリムなどカメラのタイプ、予算、メーカーなどを指定させる。その後、手ぶれ補正や画質、価格の安さなどの項目について、「極めて重視する」「全く関係ない」「分からない」など、どの程度重視するかを質問する。ユーザーは各項目ごとに用意されたスライダーのつまみを動かすことで回答し、回答結果と相性の良い順番に商品が表示される。商品は、同社と提携するECサイトから購入できる。 Bull's eyeでは、各質問に対する回答を数値化しており、すべての回答結果をもとにユーザーが求める商品を設定する。なお、「かっこいい」など数値化することが困難な項目については、インタースコープが実施しているインターネット調査の回答をもとに定量化し、Bull's eyeに組み込む。 また、無料のユーザー登録をすることで、同サイトから提携する家電量販店の店員に質問をしたり、掲示板で質問を投稿することが可能だ。掲示板はQ&Aコミュニティサイト「OKWave」と提携する。そのほか、画像を添付できるフォト掲示板機能も提供する。商品のジャンルは、デジカメ、パソコン、プリンタ、薄型テレビ、洗濯機の5種類だが、年内に10ジャンルに拡大するという。
● 将来的には価格比較サイトとの提携も
続けて「商品を購入してから次に買い換えるまでのサイクルにおいて、ユーザーのあらゆる悩みに答えられる。レコメンデーションと問題解決のポータルサイトを目指す」と意気込みを示し、月間2億ページビューを目標に掲げた。今後は、「教えて！家電」のほかに、保険やブライダルなど他ジャンルの商品・サービスを推薦するサイトを「教えてーな」ブランドとして展開するほか、モバイル対応も検討中という。 収益については同サイトでユーザーが購入した際に、ECサイトから報酬を受け取るアフィリエイト収入と、ECサイトやメーカーなどが新商品をPRする際などに行なうタイアップ広告から得る。このほか、同サイトで蓄積したデータベースをマーケティングデータとして販売する考えだ。なお、同サイトと提携していない価格比較サイトを経由して商品を購入するケースも懸念されるが、「今後は価格比較サイトとの連携も視野に入れている」（ALBERT上村社長）。 また、ニッセンの通販事業部インターネット事業推進部副部長の福田裕二氏は、「ニッセンのコアであるデータベースを活用することにより短期間で収益を拡大させるほか、データベースを強化することが狙い」と、「教えて！家電」に参画した理由を述べた。 通販業界では、大手のセシールがライブドアグループと資本・業務提携することが10月に発表されている。こうした状況については、「ネットビジネスが拡大するこでメインのカタログ事業が縮小する恐れもある」と前置いた上で、360万人のネット会員がいることを挙げ、「他社との提携により我々が持っていないノウハウを提供してもらい、ネットビジネスを拡大することも生き残る道である」との考えを示した。 関連情報 ■URL 教えて！家電 http://kaden.oshiete-na.com/user/top.do
（ 増田 覚 ）
- ページの先頭へ-
|
