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EU、Intelに独禁法違反の異議告知書を送付


 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は、Intelに対して異議告知書(SO)を26日付で発したことを明らかにした。SOでは、Intelが独禁法に関するEC条約に違反して、その独占的地位を利用してライバルであるAMDをCPU市場から排除しようとしたとの予備的な結論を示している。

 SOでは、Intelは独禁法に関する3種の乱用措置を行なったと指摘している。まず、OEM業者に対しては相当額の払い戻しを実施。この払い戻しが、主にIntelからCPUを買い受けるということを条件にしていたという。第2に、いくつかのケースでOEM業者がAMDベースのCPUを採用する場合に、その発売を延期または中止させるよう圧力をかけていたという。第3に、サーバー市場において、AMDベースの製品の入札がある際に、Intelは平均原価以下でCPUを供給していたという。

 これらの乱用は、AMDを排除しようとしたものであり、優先的地位を利用した不正競争にあたると判断。独禁法に違反すると判定されたようだ。


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URL
  ニュースリリース(英文)
  http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=MEMO/07/314&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en


( Gana Hiyoshi )
2007/07/30 14:11

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