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「インターネットマガジン」RSS化による有料メディアの可能性を検証へ


 インプレスR&D、サンブリッジ、エル・カミノ・リアルの3社は26日、RSSフィードを利用した新しいメディアサービスの創出を目指した実証実験を行なうと発表した。会員制の「インターネットマガジン FEED」を11月上旬から企業向けに配信する。

 インターネットマガジン FEEDは、サンブリッジが開発・運営する「modiphi」をベースとした専用サイトで提供する。modiphiはRSSフィードによる情報共有サービスで、コンテンツはすべてRSS 2.0形式で作成されるのが特徴。画面のカスタマイズや購読する記事のテーマ設定などの機能を用意することで、既存のRSSリーダーによる購読との差別化を図る。エル・カミノ・リアルは、携帯電話向けのサービスを担当し、同社が開発した「ECRealリーダー」をベースに提供する。

 3社では、RSSを利用することにより、これまでのWebによるメディアよりもユーザーの利便性を向上させることができるかどうか、また、利便性の向上が見込まれるとすれば有料メディアとしての展開が可能かどうかを検証していく。インプレスR&Dの井芹昌信代表取締役社長は「RSSはメール、Webに続く、インターネット第3のコミュニケーション技術といえる。同技術のリーダー企業2社とのパートナーシップにより、新たなメディア形態を創出できると期待している」とコメントしている。

 なお、インターネットマガジン FEEDで提供するコンテンツは、インプレスR&DがWebで展開している「All-in-One INTERNET magazine 2.0」の記事のほか、「インターネット白書」や各種調査報告書からの独自記事も用意する予定だ。具体的なサービス内容や会員登録の方法などは11月上旬の実証実験開始前に改めて発表する。企業単位での大口購読だけでなく、ニーズによっては企業内個人向けの提供も検討していくという。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.impressholdings.com/release/2007/087/

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( 永沢 茂 )
2007/09/26 17:32

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