さくらインターネットとモリサワが協業、レンタルサーバー利用者にウェブフォント30種類を無料提供

ウェブフォント利用イメージ

　さくらインターネット株式会社は29日、株式会社モリサワと協業し、「さくらのレンタルサーバ」利用者にモリサワのウェブフォントの提供を開始した。

　「さくらのレンタルサーバ」または「さくらのマネージドサーバ」でWordPressを利用するユーザーは、モリサワのウェブフォントサービス「TypeSquare」で提供中の書体の中から、30書体が追加料金なしで利用できるようになる。1ドメイン、月間2万5000PVまで配信可能で、中小規模のウェブサイトであれば実用に十分だとしている。

サービス概要

　さくらのレンタルサーバでは、WordPressなどのアプリケーションを最短2分でインストールできる「クイックインストール」機能を提供している。同機能でWordPressをインストールした場合、デフォルトでモリサワのウェブフォントを利用できるプラグインが同梱されており、最小限の手続きですぐに利用できる。すでにWordPressを利用中の場合は、WordPress公式サイトからプラグインをインストールすることで、モリサワウェブフォントが利用できる。

テーマ選択画面

フォント選択画面

　今後は、WordPress上に限らず、静的HTMLでも利用できるよう対応範囲の拡大や、PV数の多い大規模なウェブサイトでも利用可能なプランの拡充も目指していくとしている。

　また、7月には、ウェブフォントの活用事例やフォントの適切な選択方法などの情報を提供するイベントを開催。東京での開催を皮切りに、大阪、福岡など全国でも随時開催していく。