ニュース

水平180度広角レンズ、磁石を搭載したネットワークカメラ「スマカメ180」、プラネックスが発売

「スマカメ180」(CS-QV60F)

 プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、IEEE 802.11n/g/b対応のネットワークカメラ「スマカメ180」(CS-QV60F)を11月30日に発売する。市場想定売価は1万4800円(税込)。

 水平180度・垂直100度の広角レンズを搭載しており、カメラ1台で室内全体を撮影できるのが特徴。300万画素1/3インチCMOSセンサーを採用し、最大1920×1080ピクセルのH.264動画を撮影できる。Android/iOS専用アプリ「スマカメ」では、カメラ画面の拡大・縮小操作が可能。

 本体背面には磁石が内蔵されており、カメラ本体を付属のスタンドから取り外して、金属壁やキャビネットなどに設置できる。また、オプションのウォールマウントキット「CAM-ST03」を使用することで、磁石が取り付けられない壁などへ設置できる。ウォールマウントの前面は半球になっているため、カメラの角度を調整可能だ。

ウォールマウントキット「CAM-ST03」
ウォールマウントにカメラを取り付けた状態

 マイクとスピーカーを内蔵しており、離れた場所からスマカメを使って話しかけることが可能。なお、有料のオプション機能(3000円)として、動体検知が行われたイベントをグラフなどで表示する「スマートプレイバック」機能を利用できる。

 周囲が暗くなると自動的に赤外線暗視機能に切り替わり、暗所でもクリアな映像を撮影可能。昼間は赤外線をカットするフィルターがかかるため、自然な色で被写体を撮影できるとしている。

照度センサー、赤外線LED搭載

 動体検知による録画機能では、カメラの映像に動きがあった場合、スマートフォンにアラートを通知することができる。Windows専用アプリ「スマカメPro」で複数台のカメラによる監視・防犯システムの構築にも対応する。

 本体の大きは68×105mm(直径×奥行き)、重量は約165g。電源は付属のACアダプターを使用する。録画データはmicsoSDカードに保存され、空き容量がなくなると上書きされる。