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Synology「DS218」発売、CPU・メモリを強化、4Kハードウェアエンコードにも対応

 株式会社アスクは、Synology製の2ベイNASキット「DiskStation DS218」を12月15日に発売する。市場想定価格は3万370円前後(税別)。

 DS218は、CPUにRealtek RTD1296(クアッドコア、1.4GHz)を搭載するNASキット。メモリはDDR4 2GBを搭載する。前モデル「DS216」が搭載していたCPU(デュアルコア・1.3GHz)、512MBメモリから、大幅に強化されている。データ転送速度はリード/ライトとも最大112MB/s以上。

 DS216と同様にハードウェアベースの暗号化エンジンを搭載するほか、新たに4K(4096×2160ドット)までに対応する動画のハードウェアエンコードにも対応した。

 SynologyのNAS用OS「DSM(Disk Station Manager)」により、インターネット越しのアクセスが可能な「クイックコネクト」機能を利用できるほか、NAS用アプリを追加し、Android/iOSアプリなどと連携することで豊富な機能を利用できる。

 監視カメラアプリ「Surveillance Station」により、2台分の無料ライセンスを含む最大20台までのネットワークカメラ接続に対応する。

 本体前面には、USB 2.0ポート×1を装備。背面には、ギガビット対応の有線LAN×1、USB 3.0×1、USB 2.0×1の各ポートを搭載する。本体サイズ(幅×奥行き×高さ)は108×233.2×165mm、重量1.3kg。