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仮想レーザーポインターなどの新機能、サイバーリンク「U」最新版に追加

 サイバーリンク株式会社は14日、ウェブ会議/オンラインセミナー/ビジネスチャットの機能を提供するビジネス向けコミュニケーションツール「U ビジネスコミュニケーションサービス」の最新版となる「Ver.4.8」のリリースを発表した。

ウェブ会議サービス「U ミーティング」

 ウェブ会議サービス「U ミーティング」では、仮想レーザーポインターの表示機能を追加した。ウェブ会議でPC画面を共有する際、同時に最大5つの仮想レーザーポインターを共有デスクトップ上に表示できる。Windows/Mac/iOS/Android版で対応しており、スマートフォンからウェブ会議に参加している場合で使用できる。

 Windows版では、画面共有がアプリケーション単位で行えるようになった。画面を共有する際、従来はデスクトップ画面すべてが共有されていたが、今回のアップデートにより共有発表者が画面共有したいアプリケーションを選べるようになるため、同時に開いているメールやメッセンジャーなど他のアプリケーションを見られることなく画面共有できる。

オンラインセミナーサービス「U セミナー」

 オンラインセミナーサービス「U セミナー」では、ホスト(セミナー主催者側)機能として、複数カメラの切り替えを行えるようにした。

 また、PowerPointなどのスライドを、セミナーのライブ配信中にも動的に追加できるようになった。スライド内容の変更のほか、画面・画像をその場で取り込んでスライドに挟み込む演出も可能になるとしている。一時退席中やセミナー開始前に表示するが画像のカスタマイズにも対応した。

 このほか、ライブ配信中に投稿されたコメントから不適切なコメントを手動で削除できるようにするとともに、特定ユーザーからのコメントを主催者が開催するすべてのオンラインセミナーでブロックできるようになっている。

ビジネスチャットサービス「U メッセンジャー」

 ビジネスチャットサービス「U メッセンジャー」では、Windows/Mac版において、共有された画像などに手書きで注釈が付けられるようになった。