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「Thinkfree office NEO 2019」発売、Microsoft Officeと同じ和文フォント29書体を収録した「Premium」版も用意

 ソースネクスト株式会社は19日、オフィスソフト「Thinkfree office NEO」の新バージョン2製品のダウンロード版を発売した。価格(税別)は、「Thinkfree office NEO 2019」が3980円、「Thinkfree office NEO 2019 Premium」が5980円。対応OSはWindows 10/8.1/7。1ライセンスにつき、同一家庭内なら3台まで利用できる。パッケージ版は11月30日に発売する。

 Thinkfree office NEO 2019は韓国Hancomが開発しているオフィスソフトで、ワープロソフト「Word」、表計算ソフト「Cell」、プレゼンテーションソフト「Show」からなる。Microsoft Office 2016と高い互換性があるとしており、Word形式(.doc/.docx)、Excel形式(.xls/.xlsx)、PowerPoint形式(.ppt/.pptx)でのファイル作成・編集が可能(Microsoft Officeの独自機能には非対応)。このほか、PDF形式(.pdf)なども扱える。

 新バージョンでは、ワープロソフトのWordで一部機能を強化。差し込み印刷にも対応したほか、日本語をよりきれいに見せられるように縦書きレイアウトを改善したという。

 このほか、PDF保存時に、ファイルオープンパスワードや権限パスワード、印刷やコピー/引用許可の各設定ができるようになった。また、クリップアートは、人物や地図などのイラストを中心に300点を追加。そのほか、68カテゴリー/合計1500点以上のクリップアートを収録している。

 Premium版では、Microsoft Officeに収録されているものと同じ和文フォント29書体も追加。Microsoft Officeと同じフォントを使用することで、文字崩れ・レイアウト崩れを防ぎ、ファイルの互換性を向上させたとしている。

「Word」「Cell」「Show」の基本的な使い方を解説した、256ページあるフルカラーガイドブック(PDF版)も新たに収録した