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QNAP、M.2スロット×2を装備するホーム向け3ベイNASキット「TS-351」

 台湾QNAP Systemsは、M.2スロット×2を装備するホーム向け3ベイNASキットのハイエンド製品「TS-351」を発表した。

 2基のM.2スロットは、最大転送速度5Gb/sのPCIe Gen2 x1接続となっており、NVMe SSDをRAID 1構成で搭載できる。NAS用OSの最新版である「QTS 4.3.5」では、「SSDエキストラオーバープロビジョニング」により、ランダム書き込みのパフォーマンスも向上しつつ、データの書き込み量を抑制して寿命を最大化できるほか、SSDを活用したキャッシングや自動階層化などの機能も大幅に強化される。

 TS-351は、CPUにCeleron J1800(デュアルコア、2.41GHz)を採用し、AES 256ビットの暗号化に対応するNASキット。メモリはモデルによりDDR3L 2/4GBの構成で、最大8GBを搭載可能。

 3ベイはRAID 5構成が可能な最小ディスク数となるが、QNAPは「容量が最適化してデータ保護が行える上、性能も高いため、NASユーザーの約3割がRAID 5を利用している」としている。3基の3.5インチHDDは、ツールフリーで脱着が可能。

 本体にはギガビット対応の有線LANポート×1、USB 3.0×1、USB 2.0×2、HDMI v1.4a×1、9cmファン×1を装備する。本体サイズは150×260.1×142mm(幅×奥行×高さ)、重量は1.64kg。