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IPv6 IPoE対応で最安クラスのWi-Fiルーター「WN-DX1167R」、アイ・オーが発売

 株式会社アイ・オー・データ機器は、IPv6 IPoEに対応するWi-Fiルーター「WN-DX1167R」を12月中旬より出荷する。価格は6600円(税別)。

 WN-DX1167Rは、IEEE 802.11ac/n/a/g/bに対応するWi-Fiルーター。最大通信速度は867Mbps(5GHz帯接続時)または300Mbps(2.4GHz帯接続時)。最適化されたF型アンテナ(PIFA)により、上下・左右・奥行き360度全方向に電波を届かせる「360コネクト」技術を搭載するほか、2×2のMU-MIMOとビームフォーミングに対応し、最大2台までの同時通信が可能。また、推奨同時接続台数は16台。

 IPv6ネットワークへのネイティブ接続方式である「IPv6 IPoE」にも対応している。フレッツ網を使ってISPに接続する際の認証機能であるPPPoEを利用せずに済むため、回線の混雑などによる速度低下を避けられる。IPv6 IPoEの利用には別途ISPへの申し込みが必要となるが、動作確認済みISP一覧が同社ウェブページに掲載されている。

 WPSボタンを押すことで、移行前のWi-FiルーターからSSIDやパスワードの情報を移行できる引っ越し機能「Wi-Fi設定コピー」を搭載するほか、管理者が接続機器を管理できる「Wi-Fiマモル」や、フィッシング詐欺やウイルス配布などのサイトをブロックする「ネットフィルタリング」、通信可能時間を機器ごとに設定できる「ペアレンタルコントロール」の各機能を備える。

 ギガビットに対応するWAN×1、100BASE-TX対応のLAN×4を背面に装備する。本体サイズは約150×83×157mm(幅×奥行×高さ)、重量は約250g。

【お詫びと訂正 14:42】
 記事初出時、有線LANの仕様に関する記載に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

 正:ギガビットに対応するWAN×1、100BASE-TX対応のLAN×4

 誤:いずれもギガビット対応のWAN×1、LAN×4