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バッファロー製Wi-Fiルーターの一部でネット接続に障害、12月29日から1月3日まで

 株式会社バッファローは、12月29日から1月3日まで発生していた同社サーバー障害の影響で、一部のWi-Fiルーターでインターネット接続ができない現象が発生していたことを明らかにした。

 初期出荷状態であるAUTO時、またはManual/Router設定でWAN側IPの取得方法が初期値である「インターネット@スタート」設定だった場合、サーバー障害の期間中に、ルーターを再起動したり、WANポートを抜き差しした場合に、インターネット接続ができなくなっていたという。

 この障害の対象となったルーターは、2014年9月から2016年5月に発売された「WSR-1166DHPシリーズ」、「WCR-1166DS」、「WXR-1900DHP2」のファームウェアVer 2.49以前、「WXR-1750DHP」のファームウェアVer 2.48以前、「WXR-1900DHP」の5製品。

 この障害の原因は、対象機種がインターネット接続確認にバッファローのサーバーを利用しているため。そのサーバーからの応答が極端に遅くなり、インターネット接続確認ができなくなったことで、ルーターがIPアドレスを正常に取得している場合にも、インターネットに接続できない回線と判断するために起きたという。

 なお、バッファローによれば、サーバーはすでに復旧しているが、インターネット接続が復旧していなければ、ルーターの再起動もしくはWANポートのケーブルを抜き差しすることが推奨されている。

 なお、バッファローではこの障害について、上流機器の設定変更や再起動などによって引き起こされる場合もあるとしている。

WSR-1166DHPシリーズ
WCR-1166DS