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「約束のネバーランド」と内閣サイバーセキュリティセンターがタイアップ、セキュリティ啓発活動に向けて

©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

 サイバーセキュリティに関する普及啓発活動「サイバーセキュリティ月間」が2月1日から3月18日まで実施される。政府や関連機関・団体などが参加し、イベントを全国各地で開催するほか、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)では同期間中、週刊少年ジャンプ連載中の漫画で、1月にテレビアニメ放送が始まった「約束のネバーランド」(原作:白井カイウ氏、作画:出水ぽすか氏)とのタイアップを行う。

 アニメとのタイアップは、2016年の「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C)」、2017年の「劇場版ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」、2018年の「BEATLESS」に続くもの。キャラクターを用いたポスターやインターネットバナーの作成と配布、ウェブサイトの公開によって、サイバーセキュリティ月間の周知を行う。

 今回のタイアップキーワードは「抗え。この世界(インターネット)の脅威に。」。約束のネバーランドは、ヨーロッパを彷彿とさせる未知の世界を舞台に、「グレイス=フィールドハウス」で暮らす子どもたちの決死の脱出劇が描かれた作品。作中のキャラクターたちが知恵を絞って脅威に立ち向かっていくことから、「インターネットの世界においても知識を身につけて脅威に立ち向かって頂きたい」としている。

 このほか、NISCではサイバーセキュリティの重要性を周知するための「インターネットの安全・安心ハンドブック Ver4.00」のPDFファイルや電子書籍版を無料公開している。

「インターネットの安全・安心ハンドブック Ver4.00」