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村井純教授に仏レジオン・ドヌール勲章 、「インターネット・サムライ」の功績称える

レジオン・ドヌール勲章を受章した村井純教授(左)と、ローラン・ピック駐日フランス大使(右)

 慶應義塾大学の村井純教授がフランス政府からレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章し、叙勲式が2月13日、フランス大使公邸で行われた。レジオン・ドヌール勲章は、ナポレオン・ボナパルトによって創設されたフランス最高位の勲章。

 叙勲を行ったローラン・ピック駐日フランス大使は、村井教授が世界で「サムライ」と言われていることなどを紹介。教授のインターネットの研究活動により、技術的なことにとどまらず社会の進展に大きく寄与したと、その功績を称えた。また、フランスは村井教授を介して、インターネット分野で日本との共同研究や研究者の交流を長年にわたり続けてきたことも披露した。

 村井教授は感謝の言葉に続き、インターネット研究におけるフランスとの関係について詳しく説明。「ネットワークの研究者は米国が多いが、標準化に関わる部分ではフランスと日本が力を合わせてやったことが多かった。例えば、WWWや衛星のインターネットなどだ。特に、IPv6の国際標準化はフランスと日本の研究者がタッグを組んで取り組んだ成果だった。また、その際の両国の予算マッチングなどではフランス大使館スタッフの方々の貢献が大きく、研究者としてありがたかった」と、特別の感謝を表した。最後に「今回の受章が、今後の両国の若い人たちの力も交えた、デジタルテクノロジー分野のさらなる発展につながっていってほしい」と結んだ。