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アイ・オー・データ、ネットワークカメラ「Qwatch」のAPIを公開

 株式会社アイ・オー・データ機器は、同社製ネットワークカメラ「Qwatch」シリーズのAPIを公開した。これにより、Qwatchシリーズを用いた業務システムやサービスの開発ができるようになる。

 今回、公開されたAPIは「クラウドモード」と「CGIコマンドインタフェース」の2種類。CGIコマンドインタフェースはQwatchシリーズのすべてのカメラで利用できるが、クラウドサービスは「TS-WRLP」のみの対応となっている。

 クラウドモードは、Qwatchシリーズで撮影した画像をクラウド上にアップロードできるAPI。すでに東京電力エナジーパートナーが提供するペットの見守りサービス「ペットみえるん」で使われている。

「クラウドモード」では画像をクラウド上にアップロードできる

 一方のCGIコマンドインタフェースは、アイ・オー・データが提供しているQwatchのアプリで使われているAPI。例えば、Qwatchが操作できる独自のアプリを開発したり、PC上から操作できるシステムを構築したりすることができる。

「CGIコマンドインタフェース」は、PCやスマートフォンから「Qwatch」を操作できる。

 なお、これらのAPIのドキュメントは、アイ・オー・データのウェブサイトから無償でダウンロード可能だ。