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M.2 SSD×2と10GBASE-TをQNAP NASに追加、PCIe接続の拡張カード2製品

 台湾QNAP Systemsは、M.2 SSD×2を搭載可能で10GBASE-Tに対応するPCIe接続の拡張カード2製品を発表した。

 NVMe接続のM.2 SSDを2枚搭載できる「QM2-2P10G1TA」と、SATA接続のM.2 SSDを2枚搭載できる「QM2-2S10G1TA」で、LANポートは1基を搭載し、10GBASE-Tに加えて5G/2.5Gのマルチギガに対応する。

 いずれもAquantiaのコントローラーチップ「AQC107」を搭載しており、PCIe Gen2のx4接続。QNAP NASはもちろん、Windows/Linuxの各OSにも対応する。

 カードには、リアルタイムで温度監視が行えるM.2 SSDサーマルセンサーを搭載するほか、SSDのオーバーヒートを最低限に抑えて高パフォーマンスを維持する冷却モジュール(ヒートシンクとスマートファン)も採用している。本体サイズは68.9×157×20.6mm(幅×奥行×高さ)。

 QM2カードを利用すれば、QNAPのNAS用OS「QTS」がサポートするSSDキャッシングの機能や、階層化ストレージの機能を使えるため、QNAPでは、ストレージの利用効率を最適化できるとしている。