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ホテル客室に最大1GbpsのIPoE回線やWi-Fi 6などを整備~ハイエンドなテレワーカー向けプランの実証実験

札幌グランドホテルとNTT東日本が9月まで実施

 ホテルの客室をサテライトオフィスとしても使えるテレワークプランの実証実験を、株式会社グランビスタホテル&リゾートが経営する札幌グランドホテルと東日本電信電話株式会社(NTT東日本)北海道事業部が9月30日まで実施する。同ホテルの一部の客室に、オフィス環境と同等に高速・高品質なインターネット接続と高セキュリティを両立するハイエンドユーザー向けの通信環境を整備し、「客室がオフィスになる!! ハイエンドユーザーも納得の快適テレワークプラン」として提供する。

 札幌グランドホテル(札幌市中央区)本館4階の特別フロア「GRAND IN GRAND」において、インテリジェンスダブルルーム(39平米)の3室限定で、以下のようなビジネスユース向け通信サービスを導入する。

  • 最大1Gbpsの通信速度と帯域優先機能に対応する「フレッツ 光ネクスト プライオ10」
  • 最新の無線LAN規格であるIEEE 802.11ax(Wi-Fi6)に対応する「ギガらくWi-Fi ハイエンド6プラン」
  • 万全なセキュリティ対策を提供する「おまかせサイバーみまもり Professionalプラン」
  • IPv6に対応した次世代インターネット接続環境(IPoE方式)

 また、テレワークに最適な明るさ・色温度に配慮した室内照明とするほか、オンライン会議に対応する58インチの大型4K対応液晶テレビモニターも設置する。

 昨今のビジネスシーンで不可欠となったオンライン会議のほか、株式トレードやeスポーツなどの高速・高品質なインターネット接続環境を求めるハイエンドユーザーの増加を受けて、ハイエンドユーザーがホテルで快適にテレワークを行えるプランの実証実験を行うことにした。