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「Interop Tokyo 2021」4月14日から開催、今年はリアル展示会が復活

「Interop Tokyo 2021」

 株式会社ナノオプト・メディアは、エンタープライズ機器とネットワーク技術のイベント「Interop Tokyo 2021」を4月14日から6月9日まで3回に分けて開催する。昨年はコロナ禍により全てオンライン開催となったが、今回はリアル展示会も実施される。

 Interop Tokyo 2021は、「フェーズ01」として4月14日~16日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で行われるリアル展示会および基調講演/セミナー、「フェーズ02」として4月19日~23日に行われるオンラインイベント、「フェーズ03」として6月9日~23日にオンラインで行われる「Interop Tokyoカンファレンス」の3回に分けて実施される。

 今年のテーマは「Now or Never~DX:今・やる!」。展示会は、仕事でも生活でも急激に進んでいるDXで使われているインターネットの最先端技術を中心に約300社が出展する。無料だが、事前の申し込みが必要だ。

 Interopの展示会では、各社が持ち寄ったネットワーク機器の相互接続を確認する「ShowNet」が構築される。今年のテーマは「Face the Future」。「どのような技術で支えていくのか?」「どのように運用するのが正しいのか?」という問いに対して、ShowNetで実践する事で応えるという。

 具体的には、「100G→200G→400G→800Gbpsへと高速化し続ける光トランスポンダ」「チャレンジ!全ホールのトラフィックをカバーするリング型ShowNet伝送網」「最大リンク速度400Gbpsでつなぐ多目的SR-MPLSバックボーン」「ShowNetならではのマルチクラウド利活用」などをテーマにネットワークが構築され、さまざまなベンダーの機器が接続される。

 基調講演は、村井純氏(慶應義塾大学教授)による「Now or Never?DX:今・やる!?」、三木谷浩史氏(楽天株式会社代表取締役会長兼社長)による「楽天モバイルが実現するグローバルイノベーション:携帯業界の新常識を創る」、加藤真平氏(株式会社ティアフォー創業者兼最高技術責任者)による「自動運転の民主化 ~自動運転OS『Autoware』が作り出す未来~」が予定されている。

 なお、オンライン/オフライン問わず、参加費が有料のセミナーもある。