「政府広報」でも“ダウンロード違法化”注意呼び掛け


 内閣府が運営するサイト「政府広報オンライン」において、著作権侵害のインターネット配信について注意を呼び掛ける記事が、1日付で掲載された。

 この記事は、暮らしにかかわりの深い国の行政施策などをピックアップして解説する「お役立ち記事」のコーナーに掲載したもの。携帯電話向けの違法音楽配信サイトからのダウンロードや、ファイル共有ソフトを用いた違法ファイル共有が増加していることを紹介した上で、こうした違法配信されている音楽・映像をダウンロードすることも、2010年1月1日施行の改正著作権法で違法化されると説明。違反者への罰則はないものの、悪質な場合には、著作権者などが権利侵害で訴訟を起こすことができるようになるとしている。

 また、正規の音楽・映像配信サイトを示すための識別マークである「エルマーク」についても紹介。7月21日現在、218社/1144サイトで表示されているという。


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(永沢 茂)

2009/8/3 16:15