Twitterが規約改定、「つぶやき」の所有権はユーザーにあると明記


 Twitterは10日、サービス利用規約の改定を発表した。改定規約では、ユーザーの「つぶやき」はユーザー自身に所有権があることを明記した上で、ユーザーはTwitterに「つぶやき」の複製・加工などを行う権利を与えるとしている。

 Twitter共同創業者のBiz Stone氏は公式ブログで、「今回の規約改定は、より適切にTwitterの性質を反映し、所有権のような重要な問題を伝えるものだ」と改定の理由を説明。改定規約では、Twitterがサービスに広告を含むことができることを明記しており、将来的な広告のオプションを残しておくものだとしている。

 「つぶやき」の所有権については、ユーザー自身にあることを明記。その上で、ユーザーはTwitterに対して、「つぶやき」の使用、複製、加工、送信などの権利を無償で許諾することとしている。APIを通じてコンテンツを第三者に提供することもこの許諾に含まれ、TwitterではAPIの使用に関するガイドラインの策定を進めているという。

 このほか、規約ではスパムについても触れており、スパムなどの迷惑行為に対してはこれまでの運用規則に従って対応するとしている。


関連情報

(三柳 英樹)

2009/9/11 19:49