「Yahoo!なんでも交換」が7月1日に終了


Yahoo!なんでも交換

 Yahoo! JAPANを運営するヤフーは、ベータ版と提供している情報掲載サービス「Yahoo!なんでも交換」を7月1日正午をもって終了する。これに先立ち、3月1日正午以降は利用登録や記事の投稿・再投稿などの一部機能が利用できなくなる。

 「Yahoo!なんでも交換」は、不要品などの引き取り手や、欲しいものを譲ってくれる人を探したり、サークルのメンバー募集といった情報を掲載できるサービス。2007年3月にベータ版として開始。ヤフーでは当時、米国で支持を集めるクラシファイド広告(三行広告や案内広告)とコミュニティ機能を融合させたサービスと説明していた。

 サービス終了に関してヤフーは、「Yahoo!なんでも交換」の機能自体が「Yahoo!オークション」と類似している部分があるほか、「Yahoo!オークション」と比較して利用者数が少なく、利用者数の伸びもないため、今回の決定に至ったとしている。

 3月1日正午以降は、利用登録、記事の投稿および再投稿、自己紹介用画像のアップロードなどができなくなる。ただし、3月1日正午以前に投稿された記事に対しては、サービス終了までメッセージをやり取りできる。

 なお、「Yahoo!なんでも交換」上で提供している指名手配犯の情報掲載ページ「『犯人捜しています』特集」に関しても、7月1日正午をもって掲載を終了する。


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(村松 健至)

2010/2/3 13:04