送信ドメイン認証の導入進む、全メールの3分の2は迷惑メール~総務省調査


 総務省は23日、送信ドメイン認証技術(SPF)の導入状況に関する調査結果を公表した。

 電気通信事業者6社の協力による調査では、全受信メールの送信者メールアドレスのドメインにおける送信ドメイン認証が導入されていない割合は、集計を開始した2009年8月には21.31%だったが、2010年6月時点では18.84%に減少しており、送信ドメイン認証技術の導入が進んでいる。

 また、電気通信事業者15社の協力による調査では、全受信メールに占める迷惑メールの割合は、集計開始時の2008年12月が70.56%、2010年6月が66.62%で、減少しているものの依然として迷惑メールの割合が高い。


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(三柳 英樹)

2010/7/23 16:11