Shockwave Playerが脆弱性修正のセキュリティアップデート


 米Adobe Systemsは28日、深刻な脆弱性を修正したShockwave Playerの最新バージョン11.5.9.615を公開したとして、ユーザーに対してアップデートを推奨している。

 この脆弱性はWindows/Macintosh用に提供しているShockwave Playerのバージョン11.5.8.612以前に存在し、脆弱性への攻撃が成功すると、任意のコードを実行されてしまう。危険度は、4段階中で最も高い“Critical”のレーティングだ。この脆弱性を狙った攻撃が発生しているとの報告もあるという。

 Adobe Systemsでは先週21日、Shockwave Playerに新たな脆弱性が見つかったことを告知するセキュリティアドバイザリを公開していた。今回のアップデートで、コード実行につながるメモリー破壊の脆弱性を修正したとしている。


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(永沢 茂)

2010/10/29 16:42