Kaspersky、統合セキュリティ製品「Kaspersky PURE」ベータ版を公開


Kaspersky PURE(画面は開発中のもの)

 Kaspersky Labs Japanは21日、新しい統合セキュリティ製品「Kaspersky PURE」のパブリックベータ版を公開した。対応OSはWindows 7/Vista/XP。正式版は2011年3月にリリース予定。

 Kaspersky PUREは、Kaspersky Internet Securityのセキュリティ対策機能に加えて、データ暗号化機能、パスワードマネージャー機能、データバックアップおよび復元機能を備える統合セキュリティ製品。

 データ暗号化機能では、ファイルを暗号化した「データコンテナー」に保存し、データへのアクセスを制限。データコンテナー自体をシステムにマウントし、ドライブとして扱うこともできる。パスワードマネージャー機能は、アプリケーションやウェブサイトごとにアカウント名とパスワードが一元管理でき、パスワードの自動生成機能や自動更新機能などを備える。

 Kaspersky PUREのパブリックベータ版は、2011年2月28日までKasperskyのベータテストフォーラムで公開される。利用にはアカウントの登録が必要となる。


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(三柳 英樹)

2010/12/22 06:00