「Firefox 5」ベータ版、日本語版も登場


 Mozilla Japanは2日、「Firefox 5」ベータ版が更新され、日本語版が新たに追加されたと発表した。Windows用、Mac OS X用、Linux用があり、「Firefoxプレビューリリース」のページからダウンロードできる。

 Firefox 5のベータ版はすでに5月20日に公開されていたが、当初は英語版だけだった。

 Firefox 5の新機能としては、CSSアニメーションを実装したほか、パフォーマンスと安定性を向上させたとしている。また、アップデートチャンネルの切り替えツールを搭載。最新の機能を搭載するがまだ不安定な開発版(Aurora)や、最終リリース前の比較的安定したベータ版(Beta)、最終リリース版(Release)の間を切り替えて、次のバージョンの新機能を簡単に試せるようにした。

「Firefox 5」ベータ版アップデートチャンネルの切り替えツール

 なお、ベータ版の今回の更新では、前回のベータ版から細かな問題修正が行われているが、新機能の追加はないとしている。

 Mozillaでは現時点で、6月22日に最終リリース版の公開を予定。ただし、動作検証を経て数日後になる可能性もあるという。


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(永沢 茂)

2011/6/2 19:07