「明日のナージャ」Shareで公開の男性逮捕、「当然のことをした」と供述


 アニメ「明日のナージャ」をファイル共有ソフト「Share」で無断アップロードしていたとして、高知県警生活環境課と高知南署は3日、高知県香南市の会社員の男性(27歳)を著作権法違反の疑いで逮捕し、4日に高知地検に送検した。社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が6日に発表した。

 6月3日、東映アニメーション株式会社が著作権を有する「明日のナージャ」の第1話「ナージャ、運命の扉!!」と第2話「怪盗黒バラの夜」を、Shareで無断アップロードして不特定多数のインターネットユーザーに対して送信できるようにし、公衆送信権を侵害した疑い。

 調べによると、アニメなど約1.8TB/約6500ファイルをアップロードしていたという。警察では、公開していたファイルはShareで入手したものをそのままアップロードしていたものとみて捜査中。

 なお、この男性は「ファイル共有ソフトを使うものとして当然のことをした」と供述しているという。


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(永沢 茂)

2011/6/6 13:49