IPA、「情報セキュリティ白書2011」発売


情報セキュリティ白書2011

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、情報セキュリティに関するできごとや状況をまとめた報告書「情報セキュリティ白書2011」を発売した。価格は1429円(税別)。

 「情報セキュリティ白書」は、IPAが毎年発行している報告書で、企業のシステム開発者や運用者に対して、情報セキュリティの現状や今後の対策のために役立つ情報を提供するとともに、一般利用者にも情報セキュリティの概観や身近な話題を提供することを目的としている。

 IPAでは、国際的に広がるサイバー攻撃の脅威を考慮し、「情報セキュリティ白書2011」には例年よりも海外の状況を多く含み、新しいサービスや情報機器の利用拡大による新たな脅威への対策などを記載したと説明。2010年度に情報セキュリティ分野で起きた注目すべきできごとを「10大トピックス」として概説しているほか、情報セキュリティインシデントの動向、国内外の情報セキュリティ政策や関連法の整備状況、スマートフォンやクラウドなどにおける情報セキュリティの課題といった点について解説している。


関連情報


(三柳 英樹)

2011/6/7 06:00