「Java SE 6 Update 26」公開、17件の脆弱性を修正


 米Oracleは7日、Java実行環境「Java SE Runtime Environment(JRE)」の最新版となる「JRE 6 Update 26」(バージョン1.6.0_26)を公開した。Windows版、Solaris版、Linux版がJavaのサイトよりダウンロードできる。Windows版では、Javaのコントロールパネルからもアップデート可能。

 Oracleのアドバイザリによると、JRE 6 Update 26では17件の脆弱性を修正。「Critical Patch Update」と位置付けており、ユーザーに対してできるだけ早く適用するよう推奨している。

 脆弱性はリモートから任意のコードを実行される可能性があるもので、そのうち9件では、CVSSによる深刻度評価が最高の「10.0」となっている。

 Oracleはあわせて、Java開発環境の「Java SE Development Kit(JDK)」についても最新版の「JDK 6 Update 26」を公開している。


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(永沢 茂)

2011/6/8 19:12