バッファロー、「テラステーション」「リンクステーション」の3TB HDDモデル


8ドライブモデルの「TS-8VH24TL/R6」

 株式会社バッファローは29日、NAS製品「テラステーション」「リンクステーション」シリーズの、3TBのHDDを採用した新製品を発表した。6月下旬より順次発売する。2TBのHDDを採用していた従来製品の各シリーズに、3TBのHDDを搭載したモデルを追加したもので、容量以外は既存製品に準じる。

 「テラステーション プロ」シリーズでは、8/6/4/2ドライブモデルと4ドライブのラックマウントモデルの5モデルについて、3TB HDDを搭載した製品を発売する。

 価格は、8ドライブ(24TB)の「TS-8VH24TL/R6」が50万円、6ドライブ(18TB)の「TS-6VH18TL/R6」が40万円、4ドライブ(12TB)の「TS-QVH12TL/R6」が27万円、2ドライブ(6TB)の「TS-WVH6.0TL/R1」が15万円、4ドライブ・ラックマント(12TB)の「TS-RVH12TL/R6」が40万円(価格はいずれも税別)。8/6/4ドライブモデルはRAID 6機能に対応する。

 「リンクステーション」シリーズは、2ドライブ(6TB)搭載の高速モデル「LS-WV6.0TL/R1」と「LS-WX6.0TL/R1」、1ドライブ(3TB)の「LS-V3.0TL」を発売する。価格は、「LS-WV6.0TL/R1」が5万8300円、「LS-WX6.0TL/R1」が5万3000円、「LS-V3.0TL」が3万1700円。

 このほか、テラステーション・リンクステーション対応の交換用HDD「OP-HD3.0T」(8万5000円)も発売する。

「LS-XL」シリーズ

 また、リンクステーションの新製品として、iPhoneやAndroidなどからアクセスできる機能を搭載した「LS-XL」シリーズを7月中旬に発売する。価格は、容量3TBの「LS-X3.0TL」が2万6400円、2TBの「LS-X2.0TL」が2万1000円、1TBの「LS-X1.0TL」が1万5700円。本体サイズは45×175×150mm、重量は約1.1kg。

 「LS-XLシリーズ」では、iPhone/iPad/Android向けにそれぞれ無料の専用アプリが提供され、インターネット経由でリンクステーションにアクセスできる。このほか、DLNA/iTunesサーバー機能や、共有フォルダーをFlickrアカウントと同期させる機能、Eye-Fi連動機能、BitTorrentクライント機能などを備える。


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(三柳 英樹)

2011/6/30 06:00