PS3用レコーダー「torne」アップデート、AV機器連携やTwitter表示を強化

追加機能を購入できる「STORE（トルネ屋）」が追加

　ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは5日、「プレイステーション 3（PS3）」専用の地上デジタルレコーダーキット「torne（トルネ）」の、オンラインアップデート「ver.3.00“リモート”」を7月7日に実施すると発表した。

　アップデートにより、torneに有償で各種機能を追加できる「STORE（トルネ屋）」のメニューが追加される。ver.3.00リリース時点で購入できる追加機能は、ソニー製ブルーディスクレコーダーと連携する「レコ×トルネ」機能（1800円）、torneの画面デザインを変更できる「デザインテーマ」機能（500円）、ソニー“ウォークマン”シリーズへのビデオ書き出し機能（500円）、ポータブルナビ「nav-u」へのビデオ書き出し機能（500円）の4種類。

　「レコ×トルネ」機能を追加すると、ソニー製ブルーディスクレコーダーやHDD搭載液晶テレビ「ブラビア」とLAN経由での連携が可能となる。torneの番組表にもBS/110度CSの番組表が表示されるようになり、torneからレコーダーの録画予約を行うことや、レコーダーで録画した番組の視聴が行える。対象製品は、BDZ-AX2000/AX1000/AT900/AT700/AT500・HX80Rシリーズ。「レコ×トルネ」は10日間無料で試用でき、レコーダーとの連携動作などを確認した上で購入できる。

BS/110度CSの番組表もtorneで表示できる	torneからレコーダーへの録画予約や、録画した番組の再生が可能

　無償で提供される機能アップデートとしては、Twitterのツイートをテレビ画面と同時に表示できる「ライブ機能」を強化し、ツイートを画面下に表示することで、テレビ画面をより大きく表示する新しいモードを追加。ツイートは画面下にスクロール表示され、ツイート数が増えるとスクロールも速くなる。TwitterのストリーミングAPIにも対応し、よりリアルタイムにツイートを表示できるようになった。

　PSPのリモートプレイ機能を使った場合の操作も強化し、従来はLAN内からのリモートプレイでのみtorneの利用が可能だったが、インターネット経由でのリモートプレイでも番組表の閲覧や番組の録画予約に対応した。

　このほか、番組表では、番組のジャンルによって色分けする「ジャンルハイライト」機能や、録画予約しているユーザーの多い順に表示する「トル情報リボン」、選択したチャンネルの番組だけを表示できる「1週間表示」などを追加。ビデオ画面では、録画した番組を番組名で自動的にまとめて表示する「シリーズ表示」機能や、複数選択したビデオを連続して再生できる機能を追加するなど、20項目以上の機能追加および強化を行っている。

「ライブ機能」では、画面下にツイートを表示する新モードを追加	番組をジャンルによって色分けする「ジャンルハイライト」機能