「CentOS 6」正式版が公開


 CentOS Projectは9日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)ベースのLinuxディストリビューション「CentOS 6.0」をリリースした。

 CentOSは、Red Hatが公開しているソースコードをベースに、Red Hatの商標や商用パッケージなどを含まない形でリビルドし、RHELの100%互換を目指して開発されているフリーのLinuxディストリビューション。今回、RHEL 6のソースコードをベースにした、CentOS 6.0のi386版とx86_64版が公開された。

 RHEL 6は2010年11月に公開されており、CentOS 6.0は約8カ月遅れでのリリースとなった。また、RHELはすでにバージョン6.1を提供しているが、CentOSではバージョン6.1に向けて作業を進めており、6.1の公開までは6.0用のセキュリティアップデートを提供していくとしている。


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(三柳 英樹)

2011/7/11 13:25