Google日本語入力、ローマ字入力の誤字修正機能を導入


同音異義語の意味と用例が表示されるようになった

 Googleは9月30日、日本語入力システム「Google日本語入力」安定版をアップデートした。ローマ字入力に対するスペルコレクション機能が導入され、入力履歴から適切な修正候補を提示するようになった。

 スペルコレクション機能では例えば、「よろしくお願いします」が入力履歴にある場合、「よろsくお」と誤って入力しても、「よろしくお願いします」を修正候補として提示してくれる。

 また、郵便番号の変換結果に、郵便番号と住所の両方を含む候補を追加した。例えば、「106-6101」を変換すると、「106-6101 東京都港区六本木六本木ヒルズ森タワー」という候補が現れるようになった。

 さらに、同音異義語の意味と用例が表示されるようになった。

 Mac版の変更点としては、キーマップのエクスポートに失敗する問題、Mac OS X Lion環境でローマ字テーブルのインポート時にツールが無反応になる問題、iPhoto'11で英数キーやかなキーが動作しない問題に対処した。

 このほか、エレコム株式会社とのパートナーシップにより、同社製の一部のマウスやキーボードなどの入力機器について、マウスアシスタントなどのソフトウェアをダウンロードする際にGoogle日本語入力も紹介されるようになった。


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(増田 覚)

2011/10/3 17:59