スマホユーザーの4割が通話アプリを利用、インストール経験者は6割超える


 株式会社アイシェアは27日、スマートフォン利用者の通話に関する意識調査の結果を公表した。調査は10月3日から4日まで、20・30代の男女1209人を対象にインターネット経由で実施。利用端末はiPhone(iOS)が48.3%、Androidが50.5%、その他が1.2%だった。

 調査によれば、SkypeやViber、LINEなどの通話アプリを「頻繁に利用している」と答えた人は全体の11.7%。「たまに利用している」の28.8%を合わせると、利用者は4割に上った。インストールしたことがないと答えた人は37.1%だったため、インストール経験者は6割を超えている。

通話アプリの利用頻度

 現在インストールしている通話アプリの数は「1つ」が57.8%で最多。次点は「2つ」が26.9%と、多くの人が決まった通話アプリを利用している様子がうかがえた。また、利用者の17.1%が通話アプリでスマートフォンでの通話機会や時間が「とても増えた」と回答。37.8%が「少し増えた」としており、半数以上が増加していた。

通話アプリで通話機会や時間が増えたかどうか

 インストールしている通話アプリに関する不満(複数回答)としては、「通話相手が同じアプリを入れている人に限定される(56.9%)」「相手がアプリを起動していないと通話できない(35.9%)」「常時起動しておかないと着信がわからない(28.4%)」が上位に挙がった。


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(増田 覚)

2011/10/27 14:08