国内ソーシャルゲームの市場規模は2012年度には3429億円に~矢野経済研究所


 株式会社矢野経済研究所は17日、国内のソーシャルゲーム市場の調査結果を公表した。

 国内ソーシャルゲームの市場規模は、2008年度には49億円だったが、2009年度には371億円、2010年度には1400億円と急成長を続けており、2011年度には2570億円、2012年度には3429億円に達する見通しとしている。市場規模は、国内ユーザーがSNS上で提供されるソーシャルゲームの利用対価として支払った金額を合計したもので、広告収入は含まれない。

 矢野経済研究所では、今後数年間でユーザーの主要デバイスがスマートフォンに全面的に移行するとみられ、2012年以降はスマートフォン向けタイトルによるマネタイズの成否が市場発展の大きな焦点になると展望している。


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(三柳 英樹)

2012/1/17 14:53