「Google日本語入力」がアップデート、設定変更用の「コマンド」機能が追加


「こまんど」で変換すると設定変更メニューが候補として表示される

 Googleは16日、日本語入力システム「Google日本語入力」安定版の最新版(バージョン1.4.1031.x)を公開した。既存ユーザーに対しては自動的にアップデートが適用される。

 最新版では、動作の安定性を向上させたほか、ウェブから構築した辞書の更新や、慣用句の変換を強化。機能面では簡単に設定の変更ができる「コマンド」機能が追加され、「こまんど」と入力して変換することで、学習履歴や入力履歴からのサジェスト機能を無効にする「シークレットモード」や、一時的にすべてのサジェスト機能を無効にする「プレゼンテーションモード」の設定を変更できるようになった。

 このほか、Windows版ではログイン後に初めてGoogle日本語入力を使用する際の待ち時間を短縮。Mac版でも設定画面で「ログイン時に変換エンジンプログラムを起動する」を選択することで、ログイン後の待ち時間が短縮できる。また、Mac版では言語一覧から「手書き文字入力」と「文字パレット」の起動が可能になった。


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(三柳 英樹)

2012/4/16 14:05