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GMOクラウドWEST、「WADAX専用サーバー」でSSDとHDDのハイブリッド型を提供

 GMOクラウドWEST株式会社は13日、専用サーバーサービス「WADAX専用サーバー」において、「SSD+HDD」プランを同日より提供開始したと発表した。またオプションサービスとして、ウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)機能の提供も開始している。

 「WADAX専用サーバー」は、各3種類のサーバープランとサーバースペックタイプを自由に組み合わせることで、ユーザーの利用用途に最適な専用サーバーを提供できるサービス。サーバープランとしては、サーバー運用を代行する「フルマネージドプラン」、高機能かつ低価格な「セルフプラン」、利便性の高い上級者向けの「セルフプランプラス」を提供している。

 今回は、これら3種類のプラント組み合わせられるサーバースペックタイプに、SSDと大容量HDDのハイブリッド型である「SSD+HDD」を追加した。このタイプでは例えば、データベース利用には高速処理が可能なSSD領域を、大容量が必要なデータ保存にはHDD領域を利用する、といったことが可能になっている。

 主なスペックは、Xeon E5-2407(4コア)、16GBメモリ、1TB HDD(RAID 1構成)、200GB SSD(同)で、価格は、初期費用が16万80090円、月額費用がセルフプラン利用時で3万1800円から。

 一方のWAF機能は、ウェブアプリケーションを不正アクセスなどから保護するためのセキュリティオプション。「WADAX専用サーバー」の全プランで利用でき、標準搭載されているIPS機能やos/DDos攻撃防御機能とあわせて用いることにより、より安全性の高いウェブサイトの運営が可能になるという。

 価格は、初期費用が4万2000円、月額費用が1万2600円。

 なおGMOクラウドWESTでは、これらの新サービスの提供開始を記念し、最大21万円の初期費用が無料となるキャンペーンを、2月末まで実施する。期間中にWADAX専用サーバーを新規で申し込んだ場合は、WADAX専用サーバーの全プラン・スペックの初期費用(最大16万8000円)を無料とするほか、新規にWAF機能を申し込んだユーザーについても、WAF機能の初期費用を無料にするとのこと。

(石井 一志)