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Windows Live MessengerとSkypeの統合、4月8日から段階的に開始

 Microsoft子会社のSkypeは15日、「Windows Live Messenger」の「Skype」への統合を4月8日から開始すると発表した。

 Microsoftでは、2011年10月にSkypeの買収・子会社化を完了して以降、Microsoft製品へのSkypeの搭載を進めてきた。一方、従来のMicrosoftのメッセージング製品であるWindows Live Messengerについては、2012年第1四半期をめどにサービスを廃止し、Skypeと統合すると発表していた。

 今回発表されたスケジュールによると、4月8日にWindows版のLive Messenger英語版から廃止を開始し、4月30日ごろにブラジルポルトガル語版の廃止をもって完了する予定としている。

 現在Windows Live Messengerを利用しているユーザーに対しては、Skypeへの移行を促していく。SkypeはMicrosoftアカウントでのサインインにも対応しており、MicrosoftではMessengerユーザー向けのサイトなどで移行をサポートしていくとしている。

(三柳 英樹)