ニュース

Google、最も検索された○○を一覧化、映画・選手から犬種・元素まで47項目

 米Googleは22日、検索キーワードの動向を調べられるサイト「Google トレンド」において、新たに「トップチャート」の提供を開始したと発表した。映画やテレビ番組、スポーツ選手など47以上のカテゴリーで、それぞれ最も多く検索されたキーワードのトップ10を見ることができる。

「トップチャート」の例(Google公式ブログより画像転載)

 現在トップチャートが見られるカテゴリーは、「10代のポップアーティスト」「DJ」「アスリート」「ウイスキー」「エネルギー企業」「カクテル」「ゲーム」「サッカーチーム」「サッカー選手」「スポーツチーム」「スポーツカー」「ソフトウェア技術」「テレビ番組」「バスケットボールチーム」「バスケットボール選手」「ファストフードレストラン」「ファッションブランド」「ユーザー」「リアリティ番組」「作家」「俳優」「動物」「科学元素」「国、地域」「大学」「天体」「子供向けテレビ番組」「実業家」「小売企業」「政治家」「映画」「曲」「書籍」「犬種」「科学者」「米国州知事」「自動車」「自動車メーカー」「薬」「行政機関」「都市」「野球チーム」「野球選手」「金融企業」「音楽アーティスト」「食べ物」「飲み物」。

 なお、現在見られるチャートは米国のもののみとなっており、その他の国については「coming soon」となっている。

 最新のチャートだけでなく、2004年1月以降の任意の月の月間チャートおよび2004年~2012年までの年間チャートを表示可能だ。例えば、最新の2013年4月のチャートでは、政治家は「Barack Obama」、映画は「Iron Man 3」、音楽アーティストは「Justin Bieber」、サッカー選手は「Lionel Messi」、ソフトウェア技術は「SQL」がそれぞれ1位。これに対して9年前の2004年4月は、政治家は「George W. Bush」、映画は「Kill Bill Volume 1」、音楽アーティストは「Britney Spears」、サッカー選手は「David Beckham」、ソフトウェア技術は「Java」が1位だった。一方で、子供向けテレビ番組の「SpongeBob SquarePants」、動物の「dog」などは、2013年4月のチャートでも2004年4月でも1位となっている。

 各カテゴリーのチャートは、Google+、Twitter、Facebookで共有できるほか、埋め込み用のHTMLコードも用意されおてり、ユーザー自身のウェブページに表示することも可能だ。

(永沢 茂)