Facebook、広告製品の種類を今後6カ月で半分以下に削減

　米Facebookは6日、現在27種類ある広告製品を今後6カ月間で半分以下に削減する計画を発表した。

　Facebookでは、マーケティング担当者から得たフィードバックにより、広告製品を簡素化する必要があることを認識したと説明。広告製品の中には同じ目的を達成するものが存在するのため、それらの重複する広告を削減していくという。例としては、Facebookページ向けのクエスチョン広告の廃止や、オファー広告の廃止などが挙げられており、これらは7月中に実施する予定だという。

　また、これまではソーシャルの文脈に最適な広告を表示するためには、広告主は広告に加えてスポンサー記事を購入する必要があったが、将来的には例えば写真付きの広告を作成すると、自動的に適切な位置に広告が表示されるようにする。これらの施策は2013年秋に行う予定。

　また、広告表示に統一感を持たせることで、広告フォーマットの数を削減。複数の広告キャンペーンを展開する広告主は、広告作成プロセスをよりシンプルにすることができ、デスクトップとモバイルでのキャンペーンを最適化できるとしている。この施策は6月後半に実施する予定。