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2.5GHz帯の追加割当、UQに認可

 総務大臣の諮問機関である電波監理審議会は、総務省からの諮問に答える形で、2.5GHz帯で新たに利用できる周波数帯をUQコミュニケーションに割り当てると発表した。

 冒頭、電波監理審議会会長の前田忠昭氏(東京ガス顧問)はソフトバンクから25日に寄せられた要望について説明があった。

 「電監審へ直接説明する機会をいただきたい」「本日の開催を延期してもらいたい」の2点の要望があった。1点目は、電監審に寄せられた資料が正しくまとめられているか、齟齬がないか、各社にもともと確認をしており、各社から資料に間違いがないとの回答があったため、資料で十分との認識に至った。また2点目は、臨時開催であったこと、今までも臨時にやる場合は直前まで確定しないこともあって、とくにおかしいことではないと判断し、本日開催することにしたという。

 孫氏の主張への感想を求められた前田会長は、言い過ぎかもしれないがと前置きした上で、「『10MHz幅ずつになっていた』ということだが、それって、癒着そのものではないかなと。それで決まることはありえない。事実は公明正大に行われている」と反論した。

(関口 聖)