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Twitterに災害アラート機能が追加、プッシュ通知にも対応

 Twitter Japan株式会社は26日、日米韓の3カ国で「Twitterアラート」機能の提供を開始したと発表した。東京消防庁や日本気象協会など、災害関連の情報発信を行っている一部アカウントが、重要なツイートを行う際に特別なマークを付けられるようになった。あらかじめ設定すれば、スマートフォン向けのTwitter公式アプリでマーク付きツイートをプッシュ通知で受信できる。

「Twitterアラート」の表示例。タイムライン内で目立つよう、オレンジ色になっている(公式ブログより画像転載)

 Twitterアラートは、大規模災害などの発生時に信頼性の高い情報を見逃さないよう、スマートフォンのプッシュ通知で知らせてくれる機能。特別なツイートには、オレンジ色のアラートマークが付けられ、他のツイートとは区別される。

 アラートマーク付きのツイートは、一部の災害対策機関のTwitterアカウントだけが発信できる。現時点では、「日本気象協会/tenki.jp(@tenkijp)」「日本気象協会/tenki.jp地震情報(@tenkijp_jishin)」「東京都防災(@tokyo_bousai)」「警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)」「東京消防庁(@Tokyo_Fire_D)」「TOKYO FM(@tokyofm)」「和光学園(@wakogakuen)」「嘉悦大学(@kaetsu_univ)」の8アカウントが対象。

 なお、米国ではボストン市やニューヨーク消防局、韓国ではソウル市の災害時用アカウントなどがTwitterアラート機能のパートナーになっている。また、日米韓以外の国にもTwitterアラート機能を順次追加していく予定。

 Twitterアラートのプッシュ受信設定は、専用の設定ページ(https://twitter.com/【アカウント名】/alerts」で行う。該当アカウントのプロフィールページには、アラート設定ページへのリンクも表示される。

(森田 秀一)