Google Play、テレビドラマのレンタル開始、「半沢直樹」「孤独のグルメ」も

　グーグル株式会社は30日、「Google Play」においてテレビドラマ／アニメの配信サービスを日本国内向けに開始したと発表した。同日朝の時点で150タイトル以上／約3500話をラインナップしており、逐次タイトルを追加していく。

　レンタル料金は1話（エピソード）につき105円からで、視聴可能期間は48時間または72時間（コンテンツパートナーによって異なる）。1話単位のレンタルのほか、そのシーズンを全話まとめてレンタルできる“シーズンパス”が設定されているタイトルもある。例えば「半沢直樹」は、SD画質・HD画質ともに1話315円だが、全10話のシーズンパスは1575円と割安。シーズンパスを購入すると、30日間は何回でも視聴可能だ。

　このほか、「都市伝説の女 Part2」など、現在放送中の最新ドラマについて、放送後3日以内に配信する“見逃し配信”も行っている。見逃し配信についてもシーズンパスを提供するとしており、まだ放送されていない残りの話も含めてまとめてレンタルしておき、実際に放送され、Google Playで配信が開始された時点で視聴することが可能だ。

　「装甲騎兵ボトムズ　赫奕たる異端」「銀魂（1年目）」「絶対防衛レヴィアタン」「仮面ライダーダブル」など、アニメタイトルなどを中心に、第1話などを無料で見られるタイトルもある。

　Google Playでテレビドラマ／アニメの配信を開始したコンテンツパートナー13社と、各社の主なタイトルは以下の通り。

　なお、Androidスマートフォン／タブレット向けのGoogle Playアプリでは一部ユーザーから対応を開始しており、今後数日かけて全ユーザーに展開する予定だ。

　また、Google Playで配信するテレビドラマ／アニメはすべて、YouTubeでも同じ料金で配信する。

　グーグルによると、Google Playの米国向けサービスではすでにテレビドラマの配信を行っていたが、買い切り形式だという。今回開始した日本向けサービスでも、買い切りでの視聴が可能なタイトルもごく一部あるとしている。