DTI、ワンコインLTE「ServersMan」の050サービスが品質向上

　ドリーム・トレイン・インターネット（DTI）は10月30日、同社が提供するワンコインのLTEサービス「ServersMan SIM LTE 100」ユーザー限定のスマートフォン向け電話サービス「ServersMan 050」において、通信品質を向上させた最新β5-FC1版を提供した。

　「ServersMan 050」は、050電話番号同士の無料通話や一般電話へも安価な通話料金を実現しているスマホ向け電話サービス。現在は、月額490円で利用できるLTE/3G通信対応のモバイル通信サービス「ServersMan SIM LTE 100」のユーザー限定のオプションサービスとして、β版を無料提供している。

　同社で実施しているアンケートで要望の多かった「通話遅延の改善」に応え、通信アルゴリズムの改良を行い、これまでと比較して平均1/3まで遅延を軽減した。また、アプリ毎に通信速度を自由に設定できるSiLK Senseとバックグラウンドで連携し、「ServersMan 050」の通話が「ServersMan SIM LTE 100」上での通信に影響を受けずにクオリティが保たれるようになったという。

　これはDTIの親会社であるフリービット社が、「ServersMan SIM LTE 100」のバックグラウンドとして提供しているクラウド型次世代VoIPシステム「CloudVoIP」を、バージョンアップしたことで実現した。

　なお「ServersMan SIM LTE 100」は、これまでAndroid版のみの提供だったが、近日中にiOS版を提供する。このほか、無料期間を2014年1月末までに延長するとしている。