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ソースネクスト、ScanSnapでも使えるOCRソフト「本格読取4」

「本格読取4」パッケージ版

 ソースネクスト株式会社は21日、OCRソフト「本格読取4」ダウンロード版の配信を開始した。価格は3990円。対応OSはWindow 8.1/8/7/Vista/XP。なお、パッケージ版も12月13日から同価格で販売する。

 別売スキャナーなどで取り込んだ紙資料や画像データを解析し、テキスト編集が可能なWord/Excel/TXT形式のファイルに変換するためのソフト。変換エンジン部を含む開発はパナソニックソリューションテクノロジー株式会社が担当。販売とサポートをソースネクストで行う。

 新バージョンとなる「本格読取4」では、FAXやコピー文書に多い“かすれ文字”の認識率を向上させた。また、低解像度データにおける誤読率を前バージョン比で30%改善させたという。

 原稿取り込みには、原則としてTWAIN規格に対応したスキャナーが必要だが、「本格読取4」ではPFU製スキャナー「ScanSnap」にも対応した。iX500やSV600のほか、旧機種を含む全9機種での動作を正式サポートしている。なお、未対応スキャナーであっても原稿をいったんJPEGなどの画像ファイルにすれば、「本格読取4」に読み込ませることができる(推奨解像度400dpi以上)。

 このほか、OCR処理したデータを「本格読取4」からEvernoteへ直接アップロードする機能も新搭載した。なお、同梱の名刺管理ソフトも「本格読取 おまかせ名刺管理3」へバージョンアップしている。

Evernoteとの連携も強化された

(森田 秀一)