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「Dropbox Pro」有料プラン改定、1TBで月額1200円、料金据え置きで容量10倍

 Dropboxは28日、有料プランの「Dropbox Pro」について、料金体系の一本化と機能追加を発表した。

 Dropbox Proの料金プランはこれまで、月額9.99ドルまたは年額99ドルで容量100GB、月額19.99または年額199ドルで200GB、月額49.99ドルまたは年額499ドルで500GBという3つのプランがあった。

 今回、これらを月額9.99ドルまたは年額99ドル(月額1200円または年額1万2000円)のプランに一本化。あわせて、オンラインストレージ容量を100GBから1TBへと増やした。既存の最も安いプランの料金のままで、容量が10倍に増えることになる。

 追加された機能は、Dropboxに保存しているデータの共有設定とセキュリティに関するものだ。共有リンクに対するアクセスをパスワード設定で制限できるようになったほか、共有リンクの有効期限も設定可能になった。また、共有フォルダーへのアクセス権限について、編集可能か閲覧のみとするかを設定できるようにした。

 セキュリティ面では、盗難または紛失した端末とDropboxとの同期を止めるとともに、その端末が次にオンラインになった際、端末内の同期ファイルを削除するリモートワイプ機能を追加した。

リモートワイプ機能(Dropbox公式ブログより画像転載)

(永沢 茂)